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エレベーター用語集

「主索」main rope

エレベーターのかご又はつり合いおもりをつるロープをいう。 主索は建築基準法施工令第129条の4及び昭和56年建設省告示第1108号によって、JIS G3525（ワイヤロープ）に規定されたロープでなければならないことが定められている。 エレベーターの主索は、駆動綱車から大きな摩擦駆動力を受け、絶えず屈曲が繰返されるので、JIS G3525に規定されたロープのうち、比較的柔軟性の高いものが用いられる。 一般に用いられているものは、JIS規格のうち、15号シール形19本8より、17号フイラー形25本8より又は11号ウオーリントン形19本6よりのものである。 なお、特殊加工を施して外周を平滑な面とした異形線ストランドロープも、JIS規格にはないが、耐摩耗性、耐疲労性が優れており、建築基準法第38条の規定に基づいて使用が認められている。